知識はあります
頭では分かっています
と言うのは
まぁ 昔からたまに聞くこと。
人間の知識欲は自身や人の為、
今以上の未来の為など
様々あって生まれて来ますが
何かを解り知ろうとするのは
普通の動きなので
特段、不思議なことでもない。
それでいて
何故か上手くいかないのは、
実は 自身の状態が分かっていない
という事は大いにある。
人は皆、出来事の瞬間瞬間を
状態で生きて
考え 想い 価値観
などのほとんどが安定にない。
自身がどんな状態にあるのか?
1日の中で少しの時間でも
自分というこの生き物の状態に
目を向けられていないから、
頭でなく気持ちで
自身をどう動かして良いかが
分からないでいたりする。
遠く辿り着く先に向かうのに、
今の自分自身が
自転車なのか
8000ccのエンジン車なのか
その違いを知っているだけでも、
辿り着く先へ考えも労力も
働かせ方は大きく変わる。
自転車も小回りが効き便利で
良い所もとても多いが、
そのほとんど近場の話。
遠く辿り着く先の自分あって、
その過程で自転車であるなら、
自転車は向かう車や船や飛行機に
積んで貰った方が断然速い。
人に頼るのは嫌かも知れないけど
自分からしたら泥臭いかも知れないけど
限られた時間の中で、
自分の考えの中に、
辿り着く場所があるのが幸せな事だし、
その為なら 多少泥臭くても 良いと思う。
人はその姿を見て、
「カッコいい」と言うからね。
初めて今を受け入れた時、
今ある知識は無駄じゃないと
分かる時がくると思います。
自分にとって
嫌なことや恥ずかしいこと は
ただそのものとしてあらず
他人から見て
意外とカッコいい
ものだったりします。
katsu