東京から福岡に戻る前、
坂本龍一が亡くなったことを知り
テレビの向こう側の人に
普段、こんな感覚にはならないが
ショックだった。
そして、A4一枚にコラムを書く。
書いたコラムを
今 丁度おこなっている
ビジネス思考塾の皆んなにも
伝えてたいと思い、
講義を始める前に読ませて頂く。
欲しいとも言われたので、
ブログにそのまま
貼っておこうと思います。
コラム
坂本龍一 教授 が亡くなられた。東京の地下鉄内に付いてるTVの様な情報画面で知った。
ある人と話をしていて、教授と付き合いのある有名な方々が生前の教授との話を沢山投稿していると。
教授はどんだけ知識や経験,実績があって自分と同じ凄い人は周りに居なくなっても、教授が付き合う人と気持ちは同じ位置。何かを行いカタチを残してる人間は讃える。自分を卑下したり 賛同したりせず坂本龍一と言う立ち位置であり続ける。教授は死んでも カッコやさ 素敵さ は死んでないって話をした。
俺が共に学ぼうと皆んなに言うように誰かより上ではない。誰かより 知識があるとか 経験があるとか 出来るとか 実績があるとか そんなこと比較対象にしない。それは、当たり前のことを当たり前にやってきて運も味方につけ実を生んで、人より上の立ち位置を生きる役目を担ったから分かること。
どんな人でも色々良いものを持っているにも関わらず、それほど崇高な出来た人間でないにも関わらず、人より上にいないと上手くいかない 先頭にいないと上手くいかない 上にいたいと言う下にいる気持ちの欲求は未熟な考えでしかなく幸せでも豊かでもない。
もちろん、未熟さが悪い訳ではない。未熟だからこそ共感すべきは、憧れや理想に近づく様に自分よりも上の考えや先の考えを持つ今の自分にはない考えに共感できること。
こんな時はこう考える良い こんな時はこう思うと良い など 良い考えを自分に身につけ実践しアップデートして、今までと変わらない同じ自分を解消していくこと。
人はダメな自分ばかりをみて元気が無くなると俯き下をみたくなる。考えが身についていないとそう成りがちなのも人間の構造。なので自分と同じダメな部分を持つ人やその域での考えや過去と共感し自分も同じだと安心する。多くの場合、人の過去には自分のマイナスの考えがいっぱい。もちろんマイナスの考えも一理あるが一理しかない。それでは何も変わらない。
本当は自分が成長して過去を自分が救ってやらなければならない。その為に本当に出来る人間達は、憧れや理想などの前や上をみて自分にない考えに共感し 自分を アップデート・再起動 し続けて生きている人達。坂本龍一の生き様と死なないカッコ良さを見て思ったこと。
勝手に自分で決めつけず、自分の未来に自分を成長する余地を与えてあげる。
人の死は2回ある。一つは命が無くなった時。もう一つは人に忘れられた時。
当然のことだが、俺は死んでも俺より先に死んだ坂本龍一は生き続けるだろうし生き続けて欲しい。俺の人生と重なってる人だから。
俺も同じ様に当たり前のことを当たり前にやって生きていきたいと思う。