久しぶりにアニメの話を。
先日、弟子のマサルと話しをしてた時、
「考えてるが考えていない」
（思考してるが思考していない）
という話になり、
僕がやってる普段の
「考えてるが考えていない」
の話になった。
弟子の田中マサル
マサルからすると
それが どうゆう感覚なのかと聞かれ、
あるアニメのシーンを思い出し、
そのシーンに共感した話をする。
アニメは
映像と共に表現されていて
分かりやすいからね。
思い出したのは、
呪術廻戦というアニメのワンシーン。
呪術廻戦
第二期 懐玉/玉折 渋谷事変
29話 玉折第29話 玉折Amazon（アマゾン）
全体的に
ちょっと刹那い回なのだが、
そこはひとまず置いといて、
五条悟が最強になったあと、
自分の無下限呪術のコントロールを
同級生に話しているシーン。
夏油
「術式対象の自動選択か？」
五条悟
「そっ！正確に言うと術式対象は俺だけど。
今までマニアルでやってたのを
オートマにした。
呪力の強弱だけじゃなく、
質量 速度 形状 からも、
物体の危険度を選別できる。
毒物なんかの選別できればいいんだけど、
それはまだ難しいかな。
これなら最小限のリソースで、
無下限呪術を ほぼ 出しっぱにできる。
自己保管の範ちゅうで反転術式も回し続ける。
いつでも新鮮な脳をお届けだ。
前からやってた掌印の省略は完璧。
「赫」と「蒼」
それぞれの複数同時発動もぼちぼち。
あとの課題は、
領域と長距離の瞬間移動かなぁ。
高専を起点に障害物のないコースを
あらかじめ引いておけば、
可能だと思うんだ。」
夏油 心の声
( 悟は最強になった… )
規格外の五条悟が、
安定して生まれるまでの自己分析のシーンだ。
↓規格外はコチラ第20話 規格外Amazon（アマゾン）
その時、一緒に食事していたはるかが
「いやぁ、あのシーンをみて
共感できるのは
katsuさんだからですよねぇ。」
と言ったが、
そうではないと話をする。
お嬢様のお片付け 小濵はるか
僕は昔から
「身を伴って実を生む」と表現するが、
職人やプロと名がつく人達は
考えずとも体が覚えてる状態で動けて、
考えずとも必要な言葉を持ってる状態
にしておきたいと思うだろう。
何も考えずとも自然体で
全自動でオートマチックに動けるように。
つまり、
肚に落とし、血となり肉となり、
自分の身にしておく。
生まれ持った力を活かす(資質)のと、
生まれた後に身につけた力を
活かす(五常)のと、
自然体で並行して発揮する。
運の良い人が
当然のように運が良いように、
簡単に言えば、
生まれ持つ才能とものにしたスキルは
身につき姿になっていて、
考えることなく形にできてしまう
自分であるということ。
自分にある全部をベストで活かす為に、
考えずとも自らの当然のレベル(域)にする。
そう考えるのは、
とても自然で普通のことだ。
だから、
五条悟のセリフは共感できる
ということ。
そうしたら二人とも、
「なるほど。」
と言いながら頷いていた。
マインドセットや設定など
いつの時も流行り言葉は幾らでもあるが、
いわゆる、
自分が持つ前提の域が
どの位置にあるかで、
オートマチックに生まれる行動は変化する。
つまり、
兼ね備えた考えずともある姿なんだ。
ananの表紙 五条悟
アリストテレスの言葉で、
「 自分を知ることは、全ての知恵の始まり 」
という言葉がある。
その言葉を目にしたとき、
まさにと思った。
ビジネスであっても
人生であっても
生きてる間の活動の全て
自分の存在あってのこと。
であれば、
自分の性能を
力まず自然体で最高値まで出しきる為に、
考えずとも
全自動のオートマチックで動けるように、
思考 も 気持ち も 体調 も
点検・整備しておきたいものだ。
自然体で 全自動で オートマチックで
ビジネスも 人生も 展開して行けるように
努力してる二人だからこそ、
今回の中で生まれた話なのだろう。
考えずとも
いつでも 何処でも 誰といても
自分の最高を自然と出せる自分。
そんな風に、
本人は何かをやってるつもりもなく、
存在が価値ある自分。
それは、
シンプルでありながら
最高の躍動なのです。
これからも、
マサル と ハルカの魅力的な人生を
応援してるぞ。
『最強先生のセリフを聞いて、それは当たり前だろうって話。』より引用